水やりと肥料

胡蝶蘭胡蝶蘭の水やりについては生育期と冬の間で異なります。まず、生育期は根が良く水を吸うためミズゴケなども乾きやすくなっています。ですので、表面が乾いたら鉢の底から流れるくらいの水を与えましょう。冬の期間は逆に殆ど成長しない為、水やりの頻度も下げて構いません。ミズゴケ等が乾燥してから2~3日後に同じくらいの水を与えるくらいで良いでしょう。ただし、どの季節であっても病気にならないように受け皿の水はこまめに捨てて、鉢の群れは防ぐように気を配りましょう。

肥料を追加で与えるかどうかの判断は、5月に新しい根が生えてきているかどうかで決めると良いでしょう。新しい根が伸びてきていたら、9月ごろまで薄めた液体肥料を一週間に一度水やりの代わりに与えるようにします。この際に与える肥料は洋ラン用の物を与えれば問題ありません。成長し、花の茎がある程度伸びてきたときは支柱を上向きに立てて支えてあげましょう。その際にはその後の成長分を考えてきっちりくくるのではなく、緩めに括るようにするのがよいでしょう。

水の量や風通しなど気がかりな事が多いと思われがちな胡蝶蘭ですが、意外と放置していた方が毎年綺麗な花を咲かせることもあります。あまり難しいと考えずに気軽に、気長に付き合っていくような心構えで接してあげた方が、花にも人にも優しい距離感かもしれません。

植え変えと根腐れ

胡蝶蘭、鉢贈り物として頂いた胡蝶蘭は鉢植えになっている事が多いですが、その鉢が育苗ポットであった場合は植え変える必要があります。そのままですと通気性が悪く根が腐ってしまう可能性があります。また、植え変える際には胡蝶蘭は着生植物ですので土ではなくミズゴケや、バークチップに植えて育てて行きましょう。鉢はミズゴケなら乾燥しやすい素焼き鉢、バークチップなどのチップならプラスチックの鉢を使うのが適しています。

胡蝶蘭は寒さに弱い植物ですので、地植えにはあまり適しているとは言えません。それでも植えたいのであれば時期としては5~7月が適していますが、上記のような育苗ポットに植えられてプレゼントされていたり根腐れする可能性が高い場合でしたらすぐに植え変えてしまった方が良いでしょう。もしも、葉がしなびていたり全体的に元気が無いように見える場合は根腐れを疑いましょう。鉢から取り出して、触るとすぐに潰れてしまう根っこは腐っていますので清潔な鋏で取り除きましょう。芯の部分が腐っていなければ復活する可能性は残されていますので根気よく対処するのが重要です。また、処理した後の残っている根の量に応じて鉢のサイズを変えるのも忘れないようにしましょう。

胡蝶蘭の育成

縁起の良い花として祝い事などの贈り物に選ばれる胡蝶蘭ですが、貰った後に育てようと思っても詳しい育て方が分からないという方が多いようです。ですので、このページではそんな胡蝶蘭の育成方法などを説明しますので、胡蝶蘭を送っていただいた後の育成の参考にしてください。

リボン付き胡蝶蘭胡蝶蘭を贈られるときは大体の場合鉢付きで贈られる事が多くなります。これは、祝いの時に贈られる事が多いため、根が付いている方が縁起が良いというのが理由となります。そうした理由で鉢付きで贈られるためその後の育成には都合がいいと言えます。贈り物として頂いた胡蝶蘭には綺麗なラッピング材が付けられていますが、育成をする前にはそうしたラッピング材は先に外してしまいましょう。ラッピング材はそのまま付けたままにしておくと鉢の中が蒸れてしまったり、通気性が悪くなる事から根腐れを起こしやすくなります。ですので、ラッピング材は必ず外しましょう。また、胡蝶蘭を置く場所についてですが、胡蝶蘭は自生環境に近い艦橋を整えてあげる事が長く育てるコツとなりますので、5~9月下旬ごろは戸外で管理するようにし、冬場は暖房の利いた室内で管理するようにしましょう。その際には直射日光の当たる環境に置いてしまうと葉が焼けてしまい枯れてしまうので、直射日光は避ける様にしてください。また、風通しの良い場所に置くことで害虫を遠ざける事が出来ますので、そうした場所を探すとなお良いでしょう。